電気血圧測定器と女性医者
  • ホーム
  • ノルバスクとノルバデックスは同じお薬?

ノルバスクとノルバデックスは同じお薬?

血圧を測定する医者

ノルバスクとノルバデックスは名前が非常に酷似していますが、成分から作用まで全く別の治療薬となっています。
ノルバスクは成分をアムロジピンベシル酸塩として、高血圧症や狭心症の治療に用いる降圧剤の種類で、カルシウムが細胞内に流入することを防いで血管の収縮を抑えて血圧を改善します。
血中半減期が長いことから36時間ほどの作用が見込まれ、1日に1回の服用でよく、副作用も少ないことから高血圧の第一選択となる飲み薬です。
安全性が高く、血圧のコントロールに良く効く薬として利用されています。
対するノルバデックスはタモキシフェンクエン酸塩を有効成分にした抗エストロゲン薬と呼ばれ、乳ガン細胞にあるエストロゲン受容体に女性ホルモンであるエストロゲンが結合することをブロックすることでガン細胞の増殖を抑えることから、乳ガン治療に使用される医薬品となります。

また、抗エストロゲン作用によって体内でエストロゲンが不足していると勘違いした脳がエストロゲンの分泌量を増やすことで排卵を促進させることから、排卵誘発剤としての使い方もあります。
そのため、排卵の障害が原因で起こる不妊症にも有効的とされ、さらに体外受精や人工授精のときに、妊娠率を上げる目的としても利用されています。
女性が使う医薬品となるため、男性にはあまり馴染みのない薬となりますが、2つが並ぶと混同して分かりづらくなるため、夫婦で使用している際は、誤って飲まないように別々に保管しておきましょう。
医療機関でも誤って処方してしまったこともあるため、病院や薬局で受け取ったらまずは中身を確認しておくことも重要です。
どちらの医薬品も命に関わる可能性があるので、慎重に使用していかなくてはいけません。

関連記事